PFN 2024 夏期国内インターンシップ 募集要項
2024.03.27
Preferred Networks (PFN) は、熱意をもって一緒に働いていただける学生のみなさまを募集します。機械学習のみならず、コンピュータサイエンスの幅広い分野からのご応募を歓迎いたします。
Index
PFNインターンシップについて
PFN は「現実世界を計算可能にする」というミッションのもと、最先端の技術を最短路で実用化し、新たな価値を創出することに注力しています。多様な事業領域と豊富な計算資源をもち、最先端の研究を行う研究者や、最新の機械学習技術を実課題の解決に応用したり製品やサービスとして具現化したりする優れた技術者とともに、チャレンジングでインパクトの大きい問題に取り組んでいます。
急速に発展している機械学習・AI 分野において、私たちは常に謙虚に学習と成長を続け、新しい分野にも恐れず飛び込んでいけるチャレンジ精神が重要であると考えており、その特徴はPFN Valuesとしてまとめられています。PFN のインターンは、学生のみなさまにそうした PFN の研究開発の現場を体験いただく絶好の機会です。最先端の研究開発やそれを支える技術に興味のある方、最新の機械学習技術を世の中に展開するところに興味のある方、未知の分野でも積極的に学び、PFN社員とともに前向きかつ主体的に取り組める方を歓迎いたします。
PFN はメンバーの多様性と労働環境を大事にしています。人種、性別、国籍を問わず皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。
お問い合わせ:
PFN インターンに関するお問い合わせはお問い合わせフォームにて受け付けております。
選考プロセス、各テーマに関するご質問、PFN の仕事環境、その他インターンや PFN についてお知りになりたいことがございましたら、お気軽にご連絡ください。
過去のインターン参加者と社員のメッセージ
自己紹介
東京大学大学院数理科学研究科の博士課程二年をしている磯部 伸と申します。大学では航空宇宙工学を学んでいたのですが、大学院では、深層学習の理論解析をしています。特に、微分方程式が好きなので、Neural ODEや拡散モデルといった、層方向の連続極限と見なせる深層ニューラルネットワークが、研究の主たる対象です。このニューラルネットワークの学習を、偏微分方程式論で使われる手法(変分法、勾配流)を使って、数理解析しています。
インターンで取り組んだこと
インターンでは「拡散モデルに構造的な帰納バイアスを導入する基礎研究」というテーマで、主に理論研究に取り組んでいました。具体的には、拡散モデルの発展形であるFlow Matchingと呼ばれる生成モデルを、条件付き生成が可能なように一般化するということを行いました。インターン中の結果を含む成果は、国内会議(IBIS2023)にて、優秀プレゼンテーション賞に選ばれました。また、現在トップ国際会議にも投稿中です。
インターン参加のきっかけ
以前からPFNのインターンの存在自体は存じ上げていたのですが、(締め切り当日に)2023年度インターンのテーマ一覧をなんとなく眺めたところ、理論系の、しかも微分方程式に関するテーマがあったので、これは気になると思い、勢いで応募しました。
インターンに参加して得たもの
当初は理論研究しかできる気がせず、インターンが始まってから4週間は、一行もコードを書かずに、メンターの方とホワイトボードで議論し続ける毎日でした。その後、これは実装できそうだということになり、苦手な実装に2週間で取り組むということになりました。かなり無謀な試みでしたが、clusterチームの皆さんや、社内にいる強いエンジニアの方々が親身にアドバイスしてくださったおかげで、なんとか結果を出すことができました。この濃密な過程の中で、深層学習という技術が、理論のみならず、高度なエンジニアリングによって支えられているということを実感することができました。
こんな方にはPFNインターンをおすすめします!
現在の深層学習技術は、計算可能にするためのエンジニアリングは先行しているものの、その妥当性を保証してくれるはずの理論が遅れてしまっていると思います。
この状況を打破し、深層学習を安心できる工学技術に昇華させるためには、情報・工学系の学生の皆さんだけではなく、大学・大学院で理論をじっくり学んできた数物系の皆さんの協力も必要だと考えています。
PFNのインターンには、そのような理論志向の方々も楽しめるテーマもありますので、是非数物系の皆さんも応募してみてください。
自己紹介
東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 修士1年の加藤大地です。大学では自然言語処理を専攻しており、ニューラルネットワークで構成したエージェント同士に会話のシミュレーションをさせ、人工的に創発させた言語を解析する「言語創発」と呼ばれる分野の研究を行っています。研究の合間にWebエンジニアとして開発を行っており、現在PFNでは、パートタイムエンジニアとして、optuna-dashboardの開発に従事しています。
インターンで取り組んだこと
PFN 4D Scanの撮影現場では、現場の環境に合わせて数十台のカメラをセットアップする必要があります。全てのカメラを人手で制御するのは手間なので、現状ではカメラのベンダーから提供されるカメラ制御用のアプリを用いて撮影を行っています。しかし既存のアプリには、使えるカメラの種類が限られる、挙動が不安定などの問題があったり、4D Scanの撮影用に最適化されていないUIになっていたりと、作業効率を低下させる要因が多数残されていました。
そこで、私のインターンプロジェクトとして、これらの問題点を解決できるような、4D Scanに特化したアプリを作成することになりました。具体的には、以下のような特徴を持つアプリを開発しました:
- 複数種類のカメラを同時に扱えるアプリケーションにしました。また、将来的に新しいカメラの実装も簡単に追加できるよう、実装上の工夫を施しました。
- 不安定なハードウェアの挙動によって問題が生じてしまった場合でも、アプリケーション側でそれを検知し、ユーザに対して適切なエラーを表示するようにしました。
- 4D Scanでよく使われるフローを機能として組み込み、撮影フローに最適化されたUIとなるように工夫しました。
アプリを動かすPCとカメラとは直接には繋がず、Ubuntuが載ったRaspberry Piを中継地点として使いました。複数種類のカメラのSDKを内部で叩き分けることのできる「カメラ用サーバ」と、カメラ用サーバを複数取りまとめてAPIを提供する「APIサーバ」を開発し、それぞれRaspberry PiとPCにのせました。また、APIサーバと通信しながらUIを提供するフロントエンドの実装も行いました。フロントエンドではReact + TypeScript + Viteを、バックエンドではFastAPI + Ryeを主に使用しました。
インターン参加のきっかけ
PFN代表の西川さん・岡野原さんと同じ学科出身ということもあり、PFNという会社自体の知名度は、自分のコミュニティの中で元から非常に高かったですが、機械学習の研究に長けたAIの会社というイメージがぼんやりとあっただけで、開発をメインにキャリアを進めていこうと思っていた自分は、当初あまり強く応募を考えているわけではありませんでした。しかし、インターンのプロジェクト一覧を閲覧したところ、開発プロジェクトが研究プロジェクトと同程度あり、機械学習をはじめとして技術力の高い方が揃うPFNの環境で実務経験が積めることを知って、一気に興味を持ちました。
インターンに参加して得たもの
技術的に多くのことを学んだのはもちろん、PFNで働く社員の方々の雰囲気や、会社のカルチャー、オフィスの空気を知ることができたのは非常に良い経験になりました。当初思っていた通り、機械学習関連の技術に非常に力を入れていることの再確認もできた上、開発にも非常に力を入れていて、リサーチャーとしてだけではなくエンジニアとしても優れた方が多いことに驚きました。リサーチャー、エンジニアの区分が明確に存在せず、両方のことに興味を持って高いレベルで取り組んでいる方が非常に多いと感じました。
こんな方にはPFNインターンをおすすめします!
PFNに対して、機械学習の研究のイメージを強く持たれている方も多いかとは思いますが、機械学習だけをやっている会社では決してなく、そのほかにもいろいろな事業がある会社です。そして、その各事業それぞれに、関連技術に長けた人、その技術に強い興味を持つ人が本当に多い環境です。また、自分が知らない技術に関しては、現在知らないこと自体は大きな問題とならず、これから学んでキャッチアップすれば良い、という風潮が強く根付いていると感じました。このような技術と学びを中心に回る環境で、インターンとして働けることは非常に刺激的で、2ヶ月弱という短い期間の中でも非常に大きく成長することができます。新しい技術を学んだり、それを使って何かを開発したりするのが好きな方は、ぜひインターンへの応募をご検討ください。
また、PFNの社員の方々は、リサーチャーとエンジニアの区分を明確に持たずに仕事を行なっているため、両方のスキルを持つ方は非常に重宝されると感じています。リサーチャーとエンジニアのどちらにも魅力を感じている方、機械学習とエンジニアリングの両方の知見を活かしたいと思っている方にも、非常におすすめです。
インターンプロジェクトのブログ記事: 4D Scan のための複数台カメラを制御するアプリケーション「カメラ番長」の開発
自己紹介
I am Choi, a 3rd year undergraduate student studying in the Undergraduate Course Program of Computer Science in Kyoto University.
インターンでの典型的な一日のスケジュール
9:00-12:00: If there are remaining experiments from the previous day, finish them. Sync with mentor during the daily meetup about the progress, and plan what experiments to do in the afternoon.
12:00-13:00: Lunch with mentor, internship participants or members of other teams. This is a good opportunity to get to know more about what other internship participants are working on, or about the interests of other members.
13:00-16:00: Experiment by implementing features, perform benchmarks on the implementation on the cluster, or optimize the implementation with insight gained from the benchmarks.
16:00-18:00: Discuss with mentor the results of the experimentations, and prepare slides for presentation. Also discuss what to work on the next day.
インターン参加のきっかけ
I find the theme that I have chosen – development of the atomistic simulator Matlantis – interesting because it involves a large-scale system. Also, PFN is a place where it is easy for experts of many fields to meet, so I believed that internship at PFN would be an excellent chance to learn. In addition, it is a chance to meet and learn from other university students with similar interests.
インターンに参加して得たもの
Apart from the theme that I have chosen, it is a good opportunity to learn a lot from other teams. During the internship, there are opportunities to listen to presentations by other internship participants and other members, including the mid-term presentation and the PFN day. I got to learn about other fields that I don’t work on, like control engineering and education.
こんな方にはPFNインターンをおすすめします!
If you are willing to learn, internship at PFN will surely be a very rewarding experience. There are many challenging and interesting problems to solve, so the more prepared you are, the more you will learn.
インターンプロジェクトのブログ記事: OpenTelemetry integration for Matlantis
自己紹介
東京大学大学院情報理工学系研究科修士1年の野崎愛です。 大学院では準同型暗号をハードウエアアクセラレータ上で効率良く実行するためのコンパイラの研究を行っています。 ハードウエアを活かすソフトウエアや、仮想化技術やWebAssemblyをはじめとしたシステムソフトウエアに興味があります。
インターンで取り組んだこと
インターンではMN-Core向けのBLAS (Basic Linear Algebra Subprograms)の実装というプロジェクトに取り組みました。 MN-Coreコンパイラを用いて、HPCの基本的なワークロードであるBLASを実装し、計測して分析とチューニングを行うということを繰り返しました。 インターン期間の前半はMN-Coreのアーキテクチャやコンパイラに慣れるのに苦戦しましたが、理解が進むとMN-Coreの挙動を把握・制御できる感覚を少し掴み、理論値に近づけるためにはどうしたら良いかを考えられるようになりました。
インターン参加のきっかけ
ブログ記事をきっかけに以前からMN-Coreには興味を持っており、社内ではどのような研究開発が行われているのか非常に気になっていたため参加を決めました。 また、深層学習のイメージが強かったのですが、インフラや創薬など多様な領域のプロジェクトがある点も魅力的でした。
インターンに参加して得たもの
アクセラレータ向けに効率の良いプログラムを書くには一般には何を考えたら良いのか、そしてMN-Coreではどう達成しているか、実装しつつデイリーシンクの度にメンターの方から教えていただき学ぶことができました。 また、ASICアクセラレータの実機を触るという個人ではできない経験ができ、論文で読んでいたアクセラレータの話、例えばどのような演算器がありメモリサイズはどの程度か、などの肌感が掴めるようになった気がします。 インターン中はMN-Coreに特化した実装・チューニングをしていましたが、自分の研究などにも応用が効く考え方が養われたと感じます。
こんな方にはPFNインターンをおすすめします!
成長できるインターンであるのはもちろんのこと、インターン同期や社員の方々との交流の機会も頻繁にあり、多くの学びや出会いのある期間になるはずです。 専門分野と少しずれていても、自分が持っている知見を応用できたりインターン後には還元できると思いますので、ぜひ興味のあるテーマがあれば応募を検討してみてください!
インターンプロジェクトのブログ記事: MN-Core向けのBLASの実装
自己紹介
PFN の杉原と申します。弊社のスーパーコンピュータ MN-2、MN-3 を運用するインフラ領域で主にストレージを担当しています。
私は高専からの三年次編入を経て筑波大学に入学後、筑波大学大学院を経て PFN に入社しました。大学院では並列ファイルシステムに関する研究を行っていて、高性能計算やシステムソフトウェア、分散ファイルシステムに興味があります。
PFN では現在 30 PB を超えるストレージ領域を社内向けに提供しています。増え続ける社内の計算需要とデータ容量需要を支えるため、その規模は年々拡大しています。小規模では問題なく動作するコンピュータシステムも少しずつ規模を大きくすると見える課題があります。ストレージサーバの運用自動化・省力化技術、ストレージサーバの容量効率化手法、レイテンシ削減・帯域幅確保などの性能高速化技術、耐障害性・冗長化技術など、幅広い範囲で貢献ができる仕事です。
インターンで取り組んだこと
インターンでは分散学習ワークロードを想定した分散キャッシュシステムの開発を行い、ファイルシステムからホスト上のメインメモリに学習データを高速に分配する方法についてプロトタイピングを行いました。スーパーコンピュータの広帯域なネットワークを最大限活用するべく、InfiniBand Verbs を直接利用した RDMA ベースのプロトコルを検討し、Python バッファに対するゼロコピーなファイル転送プロトコルの実装に取り組みました。深層学習ワークロードでは学習データをシャッフルするため、時間局所性を利用するキャッシュでは課題があります。ファイルシステムのレイテンシとホスト間のレイテンシが異なることを利用して、ホスト間でデータを非同期かつ小さいレイテンシで交換できるような機構について検討を行いました。
インターン参加のきっかけ
元々 Web バックエンドの開発やデータベースの運用、研究室ではサーバの管理運用に興味があり、アプリケーションそのものを作るよりもアプリケーションを下から支えるコンピュータシステムの方に興味を持っていました。PFN のインターンは深層学習技術の研究開発や応用のイメージがあったのですが、自社でスーパーコンピュータを持っていること、インフラ領域のインターンも募集していることを募集要項で知り、応募に至りました。
インターンに参加して得たもの
インターン期間中は分散キャッシュシステムの設計と実装について考え続ける刺激的で楽しい日々でした。メンターの方との議論やコードレビューを通して実装力がついたと思います。
また、研究の進め方についても多くを勉強させてもらいました。分散キャッシュシステムの設計を考える上では、既存の分散メモリ技術や分散キャッシュ技術、RDMA ベースのプロトコルについてのサーベイや議論を丁寧に行うことができただけでなく、日々の議論を通してリサーチディスカッションの練習にもなりました。中間・最終発表では LT やポスターセッションを通してメンター以外の方々と議論を重ねることができ、アウトプットの練習にもなりました。
こんな方にはPFNインターンをおすすめします!
社内には私のように深層学習畑以外の出身者も多く、インターンでも実に幅広いテーマを扱っていますので、興味のあるテーマがあればぜひ応募を検討してみてください。
募集コース・テーマ一覧
2024年度インターンでは実施期間の異なる3種類のコースを設け、それぞれに研究開発のテーマを設定しております。深層学習、コンピュータビジョン、ロボティクス、ライフサイエンス、UI、分散処理、プロダクト・サービス開発など、様々な分野の弊社スペシャリストがメンターとなり、PFN での研究開発を体験いただくことができます。また、いずれのコース・テーマでも、期間中に経営陣やフルタイムメンバーとの交流機会を予定しています。
希望するコース・テーマは、ご応募の後にご案内する選考課題をご提出いただく際にお選びいただきます。実際にインターンで取り組んでいただくテーマや業務内容は、選考の過程で弊社メンバーと相談の上で最終決定いたします。
インターンテーマの一覧はこちらをご覧ください (PDF)
コースによらず、インターン活動により生じた知的財産は PFN に帰属します。テーマ選択にあたっては、ご自身の所属機関における研究テーマ等を持ち込まないようご留意ください。また、インターン実施中の成果は機密や権利上の問題が無い範囲で OSS や論文、PFN Research & Development Blog の記事として公開することを奨励しています。
4週間グループ開発コース
参加者数名ごとのグループを作り、メンターとなる PFN 社員とともにテーマに沿った開発を行うインターンです。グループは会社にて決定のうえ、インターン開始時にご案内いたします。アプリ・サービス開発とデータサイエンスの 2 テーマをご用意しています。
- 期間:2024年8月26日 (月) 〜 2024年9月20日 (金)
- 原則として期間中は全日程ご参加ください
- 原則として期間中は全日程ご参加ください
10日間短期開発コース
PFN のプロジェクトチームに参加して研究開発の実務を体験する短期型のインターンです。
- 期間:以下の2つの日程で開催(各 10 営業日)
- 2024年8月19日 (月) 〜 2024年8月30日 (金)
- 2024年9月6日 (金) 〜 2024年9月20日 (金)
- いずれの日程でも、原則として期間中は全日程ご参加ください
- 2024年8月19日 (月) 〜 2024年8月30日 (金)
7週間研究開発コース
メンターとなる弊社エンジニア・リサーチャーとともに2か月近くに渡ってじっくりと議論・研究・開発を行い、研究開発成果を目指します。
- 期間:2024年8月8日 (木) 〜 2024年9月27日 (金)
- 原則として上記期間のうち、所属する大学の公式な夏季休暇期間のみを対象期間とします。授業日程など参加者のご都合により開始日・終了日のご相談に応じます。
- インターン期間中であっても、研究室の活動や学会参加、帰省等による不在は柔軟に対応いたします。
- 原則として上記期間のうち、所属する大学の公式な夏季休暇期間のみを対象期間とします。授業日程など参加者のご都合により開始日・終了日のご相談に応じます。
7週間研究開発コースの各テーマはその指向性により「プロジェクトインターン」または「研究インターン」として募集枠が設定されています。テーマ選択のご参考にしてください。
- プロジェクトインターン
- 実践的な問題解決を指向し、コア技術の研究開発やプロダクト・サービス開発を行う弊社プロジェクト業務に従事するインターンです。
- 昨年の成果例:
- Large Language Models for Code (Code LLMs)と自然言語推論、ソースコードの関係について
- 検索付き LLM 手法 REPLUG の再現実験
- 中間表現を用いた言語モデルの知識蒸留
- MN-Core向けのBLASの実装
- グラフ縮約の前処理による再計算アルゴリズムの改善
- PFVM向けのONNXエクスポータの開発
- 遺伝⼦に関するグラフを利⽤したモデルの開発
- 4D Scan のための複数台カメラを制御するアプリケーション「カメラ番長」の開発
- OpenTelemetry integration for Matlantis
- 拡散モデルによる金融時系列生成
- 大規模言語モデルのFine-tuningによるドメイン知識獲得の検討
- FUSE 向け汎用 CSI ドライバ meta-fuse-csi-plugin
- 分散キャッシュシステムにおける公平制御の実現
- 需要の食い合いを考慮した商品の購入数予測
- Diffusion modelを用いたfew-shot商品画像分類の検討
- AWS ECSを用いた物体検出サービスの開発
- Large Language Models for Code (Code LLMs)と自然言語推論、ソースコードの関係について
- 実践的な問題解決を指向し、コア技術の研究開発やプロダクト・サービス開発を行う弊社プロジェクト業務に従事するインターンです。
- 研究インターン
- トップ国際会議への論文投稿を目指し、先駆的・挑戦的な研究活動に従事するインターンです。
- 昨年の成果例:
- トップ国際会議への論文投稿を目指し、先駆的・挑戦的な研究活動に従事するインターンです。
応募資格
インターンへのご応募にあたり、必要な要件は以下の通りです。
- 正社員としての就業経験のない学生であること(学年不問)
- 日本語または英語を流暢に話し、コミュニケーションを主体的にとることができること
- インターン期間中の平日は、会社からの求めに応じ、大手町オフィスに来社できること(後述のとおり遠方にお住まいの方には宿泊補助あり)
- インターン期間中、日本国内でインターン活動・アルバイト活動ができる法的資格(日本国籍、永住権、学生ビザ等)を保持していること
- インターンでの開発に使うことのできるノートパソコンを所有していること
これに加えて、【募集コース・テーマ一覧】に掲載したテーマに沿った知識や開発経験は選考において考慮されます。詳細は各テーマの説明をご確認ください。
本格的な開発を行った経験がない方も、ぜひ積極的にご応募ください。昨年までにご応募いただいた方の再エントリーも可能です。ただし、既に過去のインターンシッププログラムに参加された方は除きます。
大学の単位認定の為に事務作業が生じる場合は、事前の相談が必要です。手続きが煩雑なものはお断りさせていただくこともございます。
外国人留学生の方へ
日本国内の大学に学生ビザで通う外国人留学生の方については、インターン開始までに【資格外活動許可】を申請・取得してください。インターン雇用締結時に在留カードの写しをご提出いただきます。
開発環境
インターンでの開発に用いるノート PC は参加者ご自身でご用意いただきます。会社からの貸与はございません。
PC のご用意については、以下の点にご注意ください。
- 会社からの PC 支給・購入補助はありません。所属する大学や組織から貸与された PC をインターン業務に使用することはできません。
- 学生ご本人またはご家族の持ちもので個人専有の PC をご利用いただきます。
- 業務内容に応じて、弊社が指定するソフトウェアのインストール等を行っていただくことがあります。
PC は、各大学の BYOD(Bring Your Own Device; ノートパソコン必携化)方針などの定めに従ったスペックのものをお持ちください。ご参考までに、インターンご参加にあたり推奨する PC スペックの例を示します。
- OS:Windows または macOS の最新バージョンを推奨(Windows 11 または macOS 14)
- メーカーが保守サポートをしているバージョンの OS をご使用ください。
- Linux など、その他 OS をご希望の方は応募フォームにご記入ください。対応について選考プロセスにてご相談する場合がございます。
- ネットワーク:無線 LAN 対応
- その他、オンラインミーティングへの参加やウェブブラウザの利用に支障が無い程度の PC 性能があること
- 機械学習モデルの訓練のような計算量・データ量を必要とするワークロードを実行できるような PC スペックは必要ありません
応募方法
- こちらの応募フォームからご応募ください。
- ※応募フォームへのアクセスにはGoogleアカウントによるログインが必要です。
- ※応募フォームに記入いただいた個人情報は、インターン選考及び採用活動の目的に利用いたします。
【応募締切】
- 2024年4月21日(日) 23:59(日本時間、締切後の応募不可)
【応募の注意点】
- レジュメのファイルフォーマットは PDF のみとします。応募フォームにてご提出ください。
- ご応募時にご入力いただいたメールアドレスは、その後の選考 ID として使用いたします。課題提出や何か連絡が必要なときには、応募時のメールアドレスをお使いください。
【レジュメの注意点】
- レジュメは応募者のことを全く知らない人が読んでも、応募者の能力や経験を評価できるように記述してください。
- 評価者はレジュメを読んで、応募するテーマにマッチするかどうかの判断に利用します。テーマに関わりのある能力や経験について具体的にアピールしてください。
- 自己評価として特筆すべき成果でないとしても、評価者には貴重な情報になりえます。受賞歴や研究発表、プログラミングの経験などはなるべく具体的に記述してください。
選考フロー
課題選考(コーディングテスト・テーマ別課題)→ オンライン面接 → 最終結果発表
- 4月21日(日) 23:59:応募期限
- 4月26日(金):応募者に対し選考課題を送付
- 5月6日(月) 23:59:選考課題提出期限
- 5月中旬~6月下旬:オンライン面接
- 7月1日(月):最終結果発表
待遇・労働条件
時給
- 高専生・大学生・大学院生 2,500円
勤務時間
- 原則実働8時間、週5日(土曜・日曜・祝日を除く)
勤務場所
オフィス所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
オフィスと在宅のハイブリッド勤務。フルリモート勤務はできません。コース・テーマにより、全てオフィス勤務が必要となる場合もあります。詳細は内定までにお知らせいたします。
ご自宅または宿泊場所から会社が認める経路にて通勤交通費を支給します。
遠方からご参加される方への補助
インターン参加に際し、移動・宿泊にかかる費用をサポートします。
- 移動費用:お住まいの場所から飛行機・新幹線での移動を要する場合、往復移動費用1回分を補助します。
- 宿泊費補助:5,500 円/日の宿泊補助費を支給します。支給期間にはインターン期間中の休日も含まれます。
- 宿泊先はご自身で手配していただきます。通勤圏内に月額10万円台前半のウィークリーマンション等はございます。
- 補助金額は課税対象となりますのでご留意ください。
上記補助はインターン開始時点でのお住まいが下記地域に該当しない方を対象とします。
- 東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県
雇用形態
有期雇用
業務内容により、子会社の株式会社 Preferred Elements (PFE) に在籍出向いただく場合があります (PFE の労働条件は PFN と同一です)。