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[抄訳] Preferred Medicine、機械学習を活用した血中miRNAによるがんの早期診断に関する米国での研究結果を米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表

2021.06.04

※以下は、PFNと三井物産の米国合弁会社であるPreferred Medicine, Inc.による発表の和文抄訳です。(英文

Preferred Medicine, Inc.本社:カリフォルニア州バーリンゲーム、CEO:大田信行)は、2021年6月4日~8日に開催される2021年米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology、以下 ASCO)において、機械学習を活用した血中miRNA*によるがんの早期診断に関する研究結果について学会発表することをお知らせします。本研究は、Preferred Networks America, Inc.、Preferred Medicine、および国立研究開発法人国立がん研究センター(以下、NCC)による米国での共同研究です。

血液検体などを利用するリキッドバイオプシー診断は、身体への負担が少ない低侵襲的ながんの診断技術として注目されており、なかでもmiRNAは、多種のがんを早期に検出できるバイオマーカーとして期待されています。

本共同研究では、NCCなどの医療機関の協力を得て、新たに乳がん、肺がん、大腸がん、胃がん、すい臓がんの患者と健常者の血液検体を取得し、次世代シーケンサーによってmiRNA発現プロファイルを大規模かつ網羅的に読み取り、機械学習を使ったmiRNAがん診断モデルを開発しました。

本共同研究の結果については2021年6月4日のASCOでの発表をご覧ください:https://meetinglibrary.asco.org/record/197565/abstract

*miRNA:血液などの体液に含まれる21~23塩基程度の1本鎖RNA分子。遺伝子機能の調節に関与する。ヒトでは2600種類を超えるmiRNAの存在が確認されている。

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