Preferred Networksのテクニカルアドバイザーに東京大学の五十嵐健夫教授が就任
2018.10.15
株式会社Preferred Networks(本社東京都千代田区、代表取締役社長CEO 西川徹。以下「PFN」)において、東京大学大学院情報理工学系研究科教授である五十嵐健夫氏が、本年8月1日付けでテクニカルアドバイザーに就任しました。
五十嵐教授は、ユーザインタフェース研究の第一人者で、二次元のスケッチから三次元オブジェクトをインタラクティブに作成する著名な手法Teddyを始めとする数多くの研究成果をインタフェース、コンピュータグラフィクスの国際会議で発表し、最近ではJST CREST HCI for Machine Learningプロジェクトにおいて研究代表者を務め、機械学習技術を使いやすくするための研究を行っています。
今回のテクニカルアドバイザー就任では、PFNのヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)およびヒューマンロボットインタラクション(HRI)関連研究に対して、インタラクションに関するノウハウをはじめとする技術的なアドバイスや指導をいただくことで、開発および実用化を加速することを目的としています。
PFNにおけるHCI関連の活動と五十嵐教授との協業の詳細はResearch Blogをご覧ください。
- 略歴
2000年、東京大学大学院においてユーザインタフェースに関する研究により 博士号(工学)取得。2002年3月に東京大学大学院情報理工学研究科講師就任、 2005年8月より同助教授、2011年5月より教授。IBM科学賞、学術振興会賞、 ACM SIGGRAPH Significant New Researcher Award, Katayanagi Prize in Computer Science 等受賞。 ACM UIST 2013 program co-chair, ACM UIST 2016 conference co-chair, ACM SIGGRAPH ASIA 2018 Technical papers program chair。 ユーザインタフェース、特に、インタラクティブコンピュータグラフィクスに関する研究に取り組んでいる。