子ども向けタイピング練習教材 Playgram Typing ベータ版を無料公開
2020.08.12
株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役 最高経営責任者:西川徹、プリファードネットワークス、以下、PFN)は、子ども向けのタイピング練習教材Playgram Typing™(プレイグラム・タイピング)を開発し、本日ベータ版をWebアプリ(https://typing.playgram.jp)として無料公開しました。
PFNは、コンピュータサイエンス教育事業の第一弾であるプログラミング教材 Playgram™を2020年7月に発表しました。 今回はそれに続き、コンピュータを知的創造のツールとして使いこなすための基礎となるタイピング能力を身につける教材、Playgram Typing を提供します。
文部科学省が2013年10月~2014年1月に実施した情報活用能力調査では、小学校5年生の文字入力数は1分間で平均5.9文字(約10秒に1文字)、中学校2年生は平均17.4文字(約4秒に1文字)で、キーボードの基本的な操作に課題があると指摘されています。
Playgram Typingでは、PCのキーボードを使って五十音から段階的に日本語のローマ字入力方法を学び、苦手なキーを特に重点的に反復練習することができます。ビジュアル表示された指のホームポジションにならって音声読み上げにも対応した練習メニューを進めていくことで、これからタイピングを始める子どもや、アルファベットを勉強中の未就学児でも、タイピングの正しい指使い、正確性、スピードを身につけられるよう設計されています。
子どもたちがPlaygram Typingでローマ字入力に慣れることで、日本語だけでなく英語やプログラミング言語を入力するための基礎が身につき、タイピングでつまずくことなく、文書作成やプログラミングにコンピュータを使うことが可能になります。
子ども向けタイピング練習教材 Playgram Typing の特長
- ホームポジションと指使いを反復学習するためのユーザーインターフェースと練習メニュー
タイピングのスピードを向上するために、ホームポジションを覚えることが重要です。ホームポジションと各キーを押す際の指使いをビジュアル表示することで、直感的に学ぶことができます。
- 苦手なキーを含む問題文を自動出題
ローマ字入力を一通り覚えたあとに、スピードと正確性を鍛える「うでだめしモード」を用意。一人ひとりの学習履歴から苦手なキーを自動選出して重点的に出題することで、効率的に練習することができます。
- 音声読み上げによるアルファベット学習から文章入力まで段階的に学習
アルファベットを知らなくても音声読み上げ*1とふりがな表示により、アルファベットの学習から始められます。五十音表から段階的に日本語のローマ字入力を学び、語句のタイピングに進みます。
*1 音声読み上げ機能は最新版のChrome, Firefox, Safari, Microsoft Edgeに対応しています。