Preferred Networks

PFN、AI翻訳サービス PLaMo翻訳を大型アップデート、 世界最先端AIモデルと同等の日本語翻訳精度を大幅に低いコストで実現

最新のPLaMo第3世代を適用し53言語に対応、オンライン会議翻訳機能を正式に追加 「言語の壁」による機会損失の解消を目指す

株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡野原 大輔、以下、PFN)は、日本語に特化したAI翻訳サービス PLaMo™翻訳 の大型アップデート版を本日提供開始しました。大型アップデートしたPLaMo翻訳は、PFNの国産大規模言語モデル(LLM)PLaMo(プラモ)の最新版である第3世代※をベースに開発されており、GPT-6 Astraなどの世界最先端AIモデル(フロンティアモデル)と同等の日本語翻訳精度を大幅に低いコストで実現しています。また、大型アップデートにともない対応言語を日英の2言語から53言語に拡大、オンライン会議の発言をリアルタイムに文字起こし・テキスト翻訳する会議翻訳機能(15言語に対応)を正式に提供開始しました。

PLaMo翻訳の会議翻訳機能を用いた3言語間のオンライン会議の画面の例

PFNは、言語の壁をなくし、日本語話者の誰もが母語で世界と対等にコミュニケーションできる世界をめざし、2025年にPLaMo第2世代をベースにコンパクトなモデルサイズの翻訳特化型LLMを開発、PLaMo翻訳として提供開始しました。その後、テキスト翻訳・ブラウザ翻訳・ファイル翻訳・英文添削などの機能を拡充し、今回、より高性能なPLaMo第3世代をベースモデルとした翻訳特化型モデルを開発、全体の翻訳性能を向上させました。また、対応言語を日本語と英語の2言語から53言語に拡大しました。さらに新機能として、海外との商談や多国籍チームの会議を円滑化してグローバルビジネスを推進したい企業や個人に向け、オンライン会議翻訳機能を新たに提供開始しました。

PLaMo翻訳大型アップデート版の特長

  1. フロンティアモデル級の日本語翻訳精度とコスト効率
    PLaMoの第2世代から第3世代にベースモデルを更新し、前世代の数百倍の計算量で翻訳に特化した学習を施すことにより、Claude Fable 5.1、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Astraなど海外のフロンティアモデルと同等で、DeepLやGoogle Translateなど海外の機械翻訳サービス以上の日本語翻訳精度(自社ベンチマーク含む)を獲得しました。さらに、効率的に日本語を処理する独自仕様などの工夫により、原文10万文字あたり約14円と、海外のフロンティアモデルや機械翻訳サービスの10分の1未満に利用コストを抑えました(PLaMo翻訳はAPIを公開していないため、同世代モデルによるPLaMo API料金をもとに算出)。ベンチマーク比較の詳細や翻訳例については、
    ブログ投稿をご参照ください。
縦軸が和英・多言語翻訳の精度を計測する4ベンチマークテストの平均、横軸が10万文字あたりの翻訳コスト。
左上ほど性能が高くコストが安いモデル。(詳細はブログ参照)
  1. 対応言語を53言語に拡大
    PLaMo翻訳はこれまで日本語・英語間の翻訳のみに対応していましたが、その他の言語のベータテストを経て、今回正式に対応言語を53言語に拡大しました(会議翻訳は15言語に対応)。対応言語の一覧は
    PLaMo翻訳サイトをご参照ください。
  2. 聞き間違い・誤訳の少ない翻訳テキストをリアルタイム表示するオンライン会議翻訳機能
    オンライン会議(Zoom, Google Meet、Microsoft Teams)のURLを指定してPLaMo翻訳ボットを入室させると、ブラウザの専用画面に話者ごとの会議音声をリアルタイムで正確に文字起こしし、誤訳の少ない自然な翻訳テキストを双方向に即時表示します。海外拠点との会議や多国籍チームの打ち合わせ、海外の顧客・取引先との商談などで、言語の壁を意識せずに議論に集中できます。固有名詞や専門用語などの用語集を登録して聞き間違いを防止することも可能です。3言語の会議にも対応しています。
  3. 海外モデルに頼らない、フルスクラッチ開発した国産LLM
    PLaMo翻訳は、前世代と同様、既存の海外モデルを日本語向けに調整するのではなく、学習データの収集・前処理からモデルアーキテクチャの設計、学習基盤の構築まで国内でフルスクラッチで開発しました。学習データに占める日本語の割合がフロンティアモデルを遥かに上回る30%程度であり、その豊富な日本語知識を活かして、日本語特有の文脈や言い回しを踏まえた自然な翻訳を実現しています。PLaMo翻訳のサービス提供に必要なデータ処理も国内で完結するため、機密性が高い情報を扱う現場でも、安心してご利用いただけます。

今回の大型アップデートにともない、PFNは11月末までのキャンペーン期間中にPLaMo翻訳のLite個人プランを2か月無料、その他のプランを割引価格で提供し、会議翻訳機能の利用上限を2倍に引き上げます。また、会議翻訳機能が無料で試せるトライアルは引き続き実施します。

PFNは今後、今回開発したPLaMo第3世代の翻訳LLMを複数のモデルサイズで展開し、オープンウェイトモデルとしてPLaMoコミュニティライセンスのもとに公開する予定です。

※ PLaMo翻訳のLLMは、PFNと国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の共同研究で得られた事前学習モデル「PLaMo 3 NICT」を基盤として、PFNが開発した翻訳特化型モデルです。

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